2014年3月21日金曜日

Fishing for the first time this season (2)

今年、新たにルアーボックスに増えたのは、3種類。

1種類目は、前から興味はあったのだが自分の店で扱えなかった為に使用していなかった「エゴイスト」さんの「リーフ」。
実はエゴイストのビルダーの大嶋さんにはTwitterで知り合ってから、何かとお世話になっている。お話させて頂いている内に、「この人の作るルアーは、いったいどんなルアーなんだろう?」と、とても興味があったのだ。

2種類目は、「イトウクラフト」さんの「ボウイ」。
このルアーは、テスターをお願いしているOさんのお気に入りのルアーだ。
去年、一緒に釣行した際に、このルアーでよく釣っておられたので僕も試しに購入してみた。

3種類目は「アングラーズリパブリック」さんの「ベアトリス」。
元々、アンリパさんのルアーは好きで良く使っているのだが、ミルドレッドのジョイントモデルが、とても調子が良かったので、こちらも興味があった。

まずは「リーフ」から投げてみる。
自重は3gちょっとという事で、大天魚でも全く問題無くキャストできる。問題無い所か、これが本当に3gちょっとしか無いのか?と思う位、よく飛ぶ。「リーフ」の名前通り、木の葉の様に扁平したボディ形状のお陰なのか、以外と深いレンジを探る事もできる。特筆すべきは、やはりヒラ打ちだろう。かなり細かくヒラを打たせる事が出来るので、小さいボディにも関わらず、結構アピール度は高い。使い勝手も良いので、かなり活躍してくれそうだ。

次は「ボウイ」。
このルアーに関しては、去年動きを見せて貰っていたので期待通りの動きをしてくれた。自重も4gあるので、かなりオールマイティに使用する事が出来る。
ベイトで使うバルサルアーに丁度良い感じである。

そして「ベアトリス」
ジョイントルアーに関しては賛否両論ある様だが、流し込んでいくだけで本気でアタックしてくる大きい個体を何度も見ているので、僕的には外せないルアーである。投げてみた所、扁平ボディのジョイントモデルという事もあってか、このルアーもかなり細かくヒラを打たせる事が出来る。ただ、やはり流し込んで使う使い方の方がジョイントが生きてくる様な気はする。

前者2種類のバルサルアーがとても投げていて気持ちが良く、これ以降ストップフィッシングまで、ほぼこの2種類を投げていた(笑)

ルアーのテストも終了したので、今度はリールを変えてみる。
イベント用に外からブレーキ調整出来るタイプのリールが必要になって購入したT3airだ。
このリールに関しては、ハンドル以外はどノーマルのままだ。店をやっていた頃に何度か触った事はあったのだが、その時はボディの大きさが気になって購入するには至らなかった。

リールを交換して数投キャストしてみたが、特に問題無く使用する事ができそうだ。
ただ、これは僕のリールの持ち方のせいもあるのだが、キャストした直後にクラッチレバーに触れてしまいクラッチが返ってしまう事が何回かあった。
僕はリールを持ち変えるのが嫌で、かなり深く握りこんだままキャストする。通常であればサミングがしにくいはずなのだが、僕の親指の第一関節が逆側にもほぼ90度近く曲がるので親指の腹で問題無くサミングできてしまう。コンクエストの場合はボディ上部を抑えこんでキャストしているので、その感覚でキャストするとT3の場合はクラッチレバーに当たってしまうのだ。トリガーに人差し指だけを掛けて握る通常の持ち方であれば、何ら問題は無いと思われる。ただ、僕と同じように2本以上掛けて握る持ち方をしている方は、少し気を付けなければいけないかもしれない。
キャストフィールに関しては、全く問題なし。マグネットブレーキを効きすぎる位、効かせる事が出来るので、まだベイトに慣れていない方にはとても良いリールだと思う。





やはり先行者の為か、反応があまり無いので急ぎ足でこの区間の最初の大場所へ向かう。
対岸に大きな岩が有り、結構な深みのある淵に大きな木が倒れているという、かなりおいしいポイントだ。
大きな岩の下にできた隙間に、ベイトならではの低い弾道のキャストでルアーを打ち込んでいく。もちろん、先行者も丁寧に攻めている事は想像がつくので攻めきれていないであろう箇所を丁寧に探っていく。

岩の下の奥の奥にキャストが決まった次の瞬間、リーフに重みが乗った。
ただ、直ぐにかなり可愛いサイズだというのが解ったので、グリグリ巻いてフックを摘んでそのままリリース。(本当に可愛い天魚でした(笑))

釣れたので、そのままリーフを各色使用して探っていたのだが、底ベタベタを探るのにボウイに変えて数投目。木の下辺りから魚が出てきてルアーを追うのが見えた。
食い気満々という感じでは無く、警戒しながらも追ってきている感じだ。
こういう魚に対して変に間を開けてしまうと完全に追わなくなってしまうので、間髪入れずにキャストを繰り返す。

2投目。追ってはくるがダメ。

3投目。かなり近くまで追ってきたが途中で深みに戻ってしまう。

4投目。しっかり沈ませてトゥイッチした瞬間、グンッと魚の重みを感じ手首を返す。

「よし!乗った。」

クンクンと小気味いい引きを味わいながら、竹竿ならではの粘りで危なげなくネットイン。
サイズは一匹目よりは大きくて16〜7cmといった所。
いつもならそのままリリースするサイズだが今シーズン初めての釣行という事と、HPの為に写真を撮ってリリース。

サイズは今ひとつだったが、しっかり狙って捕れたので充分に楽しめた。
ここでもベイトの利点(素早い手返しによるキャスト回数の増加)が生かされた。スピニングで釣りをしていたら4投目のヒットは無かったかも知れない。(まぁ、上手な方ならそれまでに食わせてるんでしょうが。。(苦笑))

充分、楽しんだので帰ろうかとも思ったが、もう少しサイズアップを狙って釣り上がる。
だが、やはり先行者の方が丁寧に釣りをされた様であまり反応は無い。時計を見ると丁度2時になっていた。子供が小学校から帰ってくるまでに帰るつもりだったので、ここでストップフィッシング。

川から林道に上がり、久しぶりの川と山の匂いを満喫しながら帰路に着いた。





今日の作業中のBGM

最近のアンソニー・ジャクソンとのトリオも好きだけど、この頃のトリオ(トリオと言いながらプラス1だけど)も好きだなぁ。。。プログレっぽくて面白い。オススメです。


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